病棟からの季節のお便り◆《11月》~うぬぼれ桜と黒焦げ鹿の夢の跡…!?~

 

向寒の候、小春日和が数日続くなか、一日一日と冬の寒さを感じられるようになりました。

皆様のご健康をお喜び申し上げます。

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さて、今月の病棟からの季節のお便りは「うぬぼれ桜と黒焦げ鹿の夢の跡」です。

何か意味深なタイトルではありますが…果たしてどのような意味が込められているのか気になるところです。

そういうわけで、当院の病棟では今月も壁や天井に華やかな装飾を施しています。11月は紅葉をイメージして色とりどりなカエデやモミジを表現しているようです。

 

反対側の壁一面には、秋を象徴する秋桜・・・

コスモスの花びらが舞い上がっているようです。

まるで本当の桜のように淡いピンク色もあれば、茶色、紅色や白など

色とりどりなコスモスが咲き乱れているようです。

これはまさに・・・うぬぼれ桜!!!

紅葉の時期、褐色していく草木が多い中…秋桜は華やかさを

さらに増して・・・うぬぼれて舞い上がっています!!!

本来は、人に例えて気持ちが舞い上がっている様を表現しますが…

壁一面に舞い上がったコスモスをうぬぼれ桜と表現したようです。

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つづきましては、こちらの壁には法隆寺の五重塔とその下に群がる

何とも痛ましい・・・黒く焦げた鹿の群れ・・・いや焦げ跡でしょうか?

秋の紅葉で草木が褐色し、華やかな派手な色合いよりも落ち葉や枯れ木の

ように橙色、茶色や黒といったうす暗い色の方がお似合いのようです。

とはいえ…上部を見上げると赤い夕陽がただ単に塔や鹿を照らし、その光の

逆行!?または陰影が黒く表現されているのでしょうか?

実際に黒焦げとなった鹿を表現しているわけではないようですが

どことなく…物悲しく…憂い…。

そういえば、鹿と言えば奈良公園にたくさんの鹿がいますね。

767年に春日大社が創建され、その由来で主神である建御雷命が

鹿島神宮からうつる際に、白い鹿に乗って来たとされています。

それから今日にいたり、鹿は神鹿(しんろく)と崇められているようです。

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以上、病棟からの季節のお便り《11月》うぬぼれ桜と黒焦げ鹿の夢の跡

をお伝えいたしました。来月は12月のお便り…おそらくクリスマスに

ちなんだ装飾になるのでしょうか?今から楽しみです。

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情報提供 ー 病棟 越智さん他一同

投稿者 ー 長谷川